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2004年09月14日

都市化の波

二十人町あたり
仙台市の都市景観

久しぶりに二十人町のあたりを通りかかる機会があったのですが、まちなみの変貌の速さに驚いてしまいました。この辺りの風景は、母校東六番町小学校の学区内であったこともあって随分愛着のあるところであったのでしたが、それらの面影も消えかかろうとしています。
二十人町側から見ると、ちょうど西側に新幹線の高架橋があって、その高架橋が、まるで都市化の波を防ぐ巨大な防波堤のように思える時がありました。仙台の街は、JRの線路が市街地を西と東に二分するような形で作られていて、主に西側が商業やその他都市機能の発達という意味では進化し、東側はじんわりとした住宅街が主役のまちなみで在り続けました。
しかしながら、さすがに西と東に分化された都市構造は使い勝手が悪く、特に東西を一本で通過できる道路が無い事も不便でしたし、そして何より都市仙台に住みたいと願う人が増える分だけ、新しい住宅が必要になるのでしょう。
この消えかかろうとしている風景の後に、どのような未来が出現するのでしょう?

投稿者 RyuSUMIYA : 22:51 | コメント (0) | トラックバック